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患者さんの声15

患者さんの声15

2009年3月の人間ドックで、水腎症(腎臓でつくられた尿が膀胱におりて行かず腎臓が腫れている)であることが判明。
原因は巨大化した子宮筋腫でした(筋腫が尿管を圧迫し尿の流れを妨げていた)。
その時の私は、妊婦さんに間違えられる程お腹が出ていました。
当然のことのように子宮全摘を勧められ、そのつもりで準備していましたが、ご縁あって田頭先生にお世話になることになりました。

2009年6月、腎臓を守るため尿管ステント留置(尿管が潰れないように尿管の中に管を入れる)、同7月にUAEを受けました。

入院中のことは過去たくさんの方が書かれていますが、私の場合は他の方よりも回復の速度が遅かったように思います。
右足に麻酔薬が集まってしまったのか(←私がそう思っているだけで原因はわかりません)手術の次の日は右足の感覚が全く無く、歩くどころか立つことすらできませんでした。

食事も、今思い出してみると病院食とは思えないおいしそうなメニューだったのですが、においを嗅ぐだけで吐き気がして食べることができず、毎食少しずつ出る果物と、自分で持ち込んだ水だけで生きていました。
背中に刺していた麻酔の針を抜く日も、何度トライしても痛みがぶり返し、夜になってやっと抜くことができました。
退院の日も、誰が見ても病人、本当にフラフラでした。

自宅療養1日目。熱もあり、痛み(おしりの奥、たぶん子宮)もかなり強く、どうにかベッドから起き上がることはできても、最低限の家事すらこなせないような状態でした。
2日目も3日目も同じでした。退院時にいただいた鎮痛剤(ロキソニン)がなくなると痛みはさらにひどくなりました。
市販の鎮痛剤が全く効きません。何種類も試しましたが、どれもダメでした。

結局、先生に処方箋を送っていただき、ロキソニンを使うことにしました。体調が良くなる気配もないまま1週間、2週間と過ぎてゆきました。そしてその頃から、濁った緑色、悪臭のするドロッとしたオリモノが出るようになりました。

8月の1ヶ月検診。このようなオリモノは「感染」ということでしたが、検査してみると感染のレベルを表す数値はそれほど高くなかったので、感染の一歩手前?弱感染?という感じだったのでしょうか…?
その日、子宮内の膿を出してもらうと急に体調が良くなりました。が、膿はまたどんどん出てくるのでこれで終わりではありません。
子宮内に管を入れ、膿が外に出やすいようにしてもらいました。

私の筋腫はこの時点ではまだとても大きかったので、感染が広がってしまった場合、感染した壊死筋腫を下から出すことができません。
つまり、もしそうなったら、せっかくUAEを受けたというのに子宮を摘出しなければならなくなるのです。
高熱が出たらおしまい、という状況でした。先生とケータイの番号を交換し、緊急時すぐに連絡がとれるようにして家に帰りました。

こんなギリギリの状態ではありましたが、膿を出してもらったおかげで、とりあえず熱と痛みはロキソニンの服用でなんとかコントロールできるようになりました。
少々無謀でしたが、仕事の方もクビ寸前でしたので無理して復帰することにしました。ロキソニンでは熱が下がらない時には座薬を入れて出勤しました。

それから約1ヶ月の間ロキソニン漬けの生活をしていましたが、ある日、薬が切れた時の痛みが以前よりも軽くなっていることに気付きました。
そこで、ロキソニンは仕事の時だけ使うことにして、鎮痛剤卒業を目指しました。
それからしばらくして鎮痛剤なしでもなんとかなるようになった頃、オリモノにも変化があらわれました。
濁った緑色、膿の色からサーモンピンクになり、においもなくなりました。
まだまだ油断はできませんが、危機から少し遠ざかったような気がしました。

この間、2回、膿を出してもらいに岡山まで行きました。
本当は膿を出したあと子宮内を洗浄するらしいのですが、あまりにも筋腫が大きくて(子宮内にスペースがないため)できない、とのことでした。
生理は毎月来ていたので(ただしサーモンピンクのオリモノに混じった濁った血)、それが子宮内の掃除に少し役立ったようです。
おへその上まであった筋腫は、少しずつ小さくなりながらいろいろと位置を変えていっていました。

11月に入り、熱は平熱、痛みもなくなり、あとはオリモノが出なくなるのを気長に待つだけ、となった頃、今度は今まで忘れていた尿管ステントが痛み出しました。
2本のうちの片方、腎臓の状態が深刻だった方だけが痛かったのですが、それは、尿管と管が擦れている、という感じの今まで経験したことのない痛みでした。

24時間常に痛みと戦っている状態でかなり辛かったのですが、もう鎮痛剤には頼りたくなかったので、どうにか鎮痛剤なしで耐えました。私を苦しめた尿管ステントとは、12月にサヨナラできました。そして1月に残りの1本を抜き、2月に腎臓の働きが正常であることを確認して、水腎症は完治。今度こそ本当にオリモノが止まるのを待つだけになりました。

壊死した筋腫のかたまりが排出されることがあると聞いていましたが、私もそういうことが3回ありました。
ニワトリが卵を産んでいるような感じでポンっと勢いよく何かが出てくる不思議な体験でした。
そして、その3回目のあと、8ヶ月もの間ダラダラと続いていたオリモノがついに止まったのです。3月20日のことでした。

子宮筋腫がずいぶん大きくなってしまったなぁとは思っていましたが、まさか腎臓が瀕死の状態になっているとは思いませんでした。
駅の階段をのぼると心臓が痛くなるほどゼーゼーしていましたが、太った(筋腫が大きくなってお腹が出た)せいだと思っていました(本当は重度の貧血)。

生理は、昼間でも夜用ナプキンを使わなくてはいけないほど量が多く大変でしたが、閉経までなんとかがんばろうと思っていました。でも今は、そのすべてが改善し、快適な毎日です。お腹に傷もなく、子宮も失わず健康を取り戻せるなんて、本当に幸せです。

千葉から岡山まで治療に行くと聞き、家族は驚いていましたが、反対はしませんでした。保険がきかない治療法だと聞いても反対しませんでした。その点でも私はラッキーだったと思います。

壊死した筋腫が体内に残ることを嫌う方もいらっしゃると思います。婦人科で紹介してくれない治療法であることなどに不安を感じる方もいらっしゃると思います。いろいろな考え方があるとは思いますが、少しでもUAEに興味を持たれた方には、私はUAEを選択することを強くお勧めしたいです。今現在迷っている方は私のMRI写真をご覧ください。きっとお役に立ちます。

千葉県在住の私がなぜ関東の医療機関ではなく岡山UAEセンターにお世話になったのか……その理由は、実際に田頭先生にお会いになればおわかりいただけると思います。医師の言葉に傷つけられた経験をお持ちの方、聞きたいことがあっても質問できず消化不良だと感じたことのある方は、ぜひ一度受診なさってみてください。

最後にもうひとつ、誤解を恐れずに言うならば、田頭先生にお願いしていなかったら、私のようなケースでは、このように素晴らしい結果が得られなかったかも知れない、と思っています。

医師による経過補足
この方は、当院での筋腫サイズ上位5名に入るほどの超巨大筋腫でした。たとえどれほど筋腫が巨大でもUAEが有効であることは経験済みでしたが、問題は以下の3点でした。

1.筋腫による尿管圧迫がきわめて高度で、片側は無機能腎(尿鬱滞のため腎臓が尿を作るのをやめた状態)寸前、もう一方も水腎症(腎臓が腫れた状態)である。
2.粘膜下筋腫があり感染の懸念があること、しかも多数の筋腫が次々に連続的に感染する可能性もあること
3.感染を併発した場合、治療には膣から子宮内へのアプローチが必要であるが、多数の巨大筋腫のため子宮口・子宮腔が大きく偏位しており、アプローチがきわめて困難であること

このため、様々な症例を経験した私たちですらUAE適応をためらうほどの状態でしたが、ご本人が治療の必要性を認識しながらも手術・摘出を躊躇してこられた経緯を伺い、条件付きでお受けすることにしました。

1.無機能腎に近い側はもちろん、水腎の側にもあらかじめ尿管ステントを入れること:筋腫の縮小が術後緩やかでもその間尿管圧迫による腎機能低下を防ぐため。
2.感染を併発した場合、最大限の努力はするが治療に難渋したときには全摘も受け入れること。

以上について十分ご理解が得られため、可能な限り迅速なタイミングでUAEを行いました。
入院中の経過は、壊死筋腫がとにかく巨大であったためやむなしとしても、退院後も持続する痛み・オリモノは感染を強く疑わせます。しかしながら、発熱はあるものの高熱ではなく典型的感染とも思えません。また、感染の証拠である検査値あるいは原因菌の存在の証明がされません。

何とか子宮内にドレーン(オリモノの流出を促す管)を挿入できたため、通常行う子宮内の洗浄は行わず経過観察としましたが、感染が高度になれば結局は子宮摘出を勧めざるをえないかと心配しました。ところが、きわめて長期にわたったオリモノも筋腫の自然排出とともになくなり、縮小に伴って水腎も改善するという最上の結果が得られた貴重な症例となったのです。

月経は軽くなって順調だそうですので、もしかして「おめでた」の報告で私たちをもう一度驚かせてくださるのもあり得ない話ではないかもしれません。
田頭医師による画像の解説

【初診時のMRI画像】

多数の筋腫によって子宮が腫大しており、へそを大きく上回る高さまで伸び上がっています。

粘膜下からしょう膜下まで多彩かつ多数の筋腫があり、明らかに子宮内腔に飛び出しているものもあります。

患者さんの声15-1



 

【UAE後1ヶ月のMRI画像】

多発筋腫は塞栓され、筋腫が縮小するとともに、子宮の位置が骨盤方向に下がり始めています。

子宮内腔に飛び出していた粘膜下筋腫は消えました。

患者さんの声15-2



 

【UAE後3ヶ月のMRI画像】

子宮の位置がさらに下がり、腹壁の膨隆も軽減しました。

前回までに粘膜下筋腫が消失していたので内腔が確認できていましたが、子宮の後壁にあった別の筋腫が内腔に移動してきてはまりこんでいます。

患者さんの声15-3



 

【UAE後16ヶ月のMRI画像】

1年前と比べて明らかに筋腫が減り、子宮が小さくなっています。前回子宮内腔にはまり込んでいた筋腫が排出されただけでなく、前壁にあった最大サイズの筋腫も排出され消失したためです。

子宮はほぼ正常の大きさになりました。

患者さんの声15-4


 

2014-05-13 12:32:20

患者さんの声

 
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